su-ho’s diary

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透明人間でいるよりはコンビニ人間でいる:コンビニ人間

中身が何にもない人間がコンビニ店員として

働くことで、やっと何者かである話

 

 

 

中身が無い主人公の女性がバイト先の

コンビニの歴代店長やバイトの人間の身なり、

喋り方を塗り重ねていくことで

 

立派なコンビニ人間としての形が出来上がり

世間での居場所を確保するお話

 

何故か昔見た邦画のライライライを思い出した。

今考えると鈴木保奈美、トヨエツ、佐藤浩市(何故か検索するまで役所広司だと思いこんでいた。ゴメンなさい🙏)となかなか豪華なメンツ

 

劇中で佐藤浩市が大量の写植をやることで"洗われる"という表現をしてたと思うが、

両者とも何かに没頭することで自分の居場所が見つかって充足感が出るという話ではあるのだが

 

 

映画はそれを利用して壮大な詐欺?を展開する話で

コンビニ人間はそれがコンビニに閉じて居ることをアイロニーとして描いているところが違い